2013年10月18日

本革仕様張替について

家具修理札幌.comのブログです。

家具修理札幌では、
椅子やソファー、リクライニングチェアー等の張替の取り扱いを
させていただいておりますが、
張地が本革仕様の張替のご相談をいただきます。

張替用の本革とは、本当の革で、牛の皮膚をなめして染色するのですが、
以下の方法により使用が可能になります。

(引用開始:wikipedia )
動物の皮は、一般にそのままだと固くなったり腐敗してしまったりする。
これらを防ぎ、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加え、
皮革として利用するために必要な作業がなめしである。
なめし加工を施すことにより、
単に動物の皮膚だった”皮”から、製品に使われる”革”へと変化する。

なめしの工程では、腐敗しやすい動物の脂を除き、
たんぱく質(主にコラーゲン繊維)を変性させる。
また、柔らかくするために主に合成の脂(リンスと同じ)を再度入れる(加脂)。

原始時代、人類は自らの唾液で皮をなめしていた。
古代になり、植物に含まれるタンニンを利用してなめす方法が開発され(タンニンなめし)
長らく使用されてきたが、現在では化学薬品で処理されることが多い。
(引用終了:引用元wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E9%9D%A9

牛一頭の皮を使用させていただきますので、
本革仕様張替の場合、生地販売業者さんより、牛1頭分の革の購入となります。
(色の制限がございますが、廉価タイプで半頭分の革もございます)

また、時期によっては在庫が欠品している場合もあり、
1~2ヶ月程納期がかかる場合がございます。

本革の張替の場合、座の部分、肘掛の部分、背の部分のみ本革を使用し、
側面や裏側はソフトレザー(合成皮革)を使用するのが一般的な仕様です。

家具修理札幌.comでは、通常3種類の本革の取り扱いをしております。
(もう少し種類が増えそうです)

本革であれば、色落ちは塗装が可能です。
本革仕様の張替も承っておりますので、ご相談下さい。













ラベル:本革
posted by 家具修理屋 at 15:22| 本革仕様の張替について | 更新情報をチェックする