さて、本日の家具の扉・金具交換についてお話させていただきます。
家具を購入し、開き戸の食器棚は、
ほぼ毎日扉の開け閉めを行い、
食器等の出し入れをされていらっしゃると思います。
開き戸の扉の機能を支えている、多くは金属製の金物も、
使用状況によりますが、早くて10年
長ければ20年以上で、交換時期がやってきます。
新しい家具を購入せず、愛着ある家具を使用される場合、
扉についている金物は、長年の使用により
金属疲労を起こしている可能性があります。

金具の交換のサインは、金物を見てみると、
金属の摩擦により、黒い粉がでてきていたり、
こすれて金属が削れてきていると思います。
なかには、その兆候を見せずに、
割れてしまう場合もあるようです。
交換するに当たり、家具修理札幌.comでも
金物交換をさせていただいておりますが、
ご自分でされる場合もあると思います。
ご自分で交換される時のポイントは、
ネジ穴にきちんとフィットするドライバーを使用すると良いです。
フィットしていないドライバーで金具をはずそうとすると、
ネジの頭がなめてしまい、金具をはずすのに苦労します。
また、あまりありませんが、
交換前のネジと、新しい金具についているネジの大きさを見比べて、
新しいネジが小さい場合、お金はかかりますが、
元のネジと同じ大きさのネジを購入すると良いです。
(ネジの頭がなめていなければ、元のネジを使用しても良いかと思います)
取り扱いを間違うと、
扉を床に落としてしまい、ガラス入りの扉の場合破損する可能性もあるので、
一人で作業する場合、クッション材として床に毛布を敷くと、
万が一扉を落とした際、ガラスを割る確率を低くすることができます。